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堆積学会メルマガ第127号:
お知らせ1件


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┃\/┃ 日本堆積学会 メールニュース ◆ 2006年 1月12日(第127号)
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産総研の小田会員よりJFES講演会のお知らせが届いています.

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JFES(日本地層評価学会、SPWLA日本支部)講演会のお知らせ
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 来る2月3日(金)にJFES(日本地層評価学会、SPWLA日本支部)が、つくば市の産業技術
総合研究所第7事業所 (旧地質調査所の建物)の別棟大会議室において下記の講演会等
(JFES Chapter Meeting)を行いますので、皆様にご案内していただけると幸いです。
 JFESやSPWLAの会員でなくても参加は自由ですので、ご関心のある方は、この機会に
つくばエクスプレスなどを利用してつくばをご訪問ください。詳細は 下記の案内をご参照
ください。

周囲の関心のある方にも転送していただければ、なお幸いです。

JFESについては、以下のweb pageをご参照ください。
http://www.geocities.jp/ymmiya/Japanese.htm

日時:平成18年2月3日(金)

場所:産業技術総合研究所、第7事業所(海洋別棟大会議室)
   (茨城県つくば市)

講演会:
 松林 修(産業技術総合研究所 地圏資源環境研究部門 燃料資源地質研究グループ グループ長)
 「Geothermicsの基礎としての地層熱物性について」 30分
   地層の熱的物性については、地熱や油ガスの貯留層探査や資源評価をはじめエンジニアリング
分野において長い歴史があり、また地球深部の温度場を研究対象とする地殻熱流量測定の
ために世界の各地で記載的なデータが蓄積されてきた。
   演者は、地層比抵抗・弾性波速度などのスタンダードな物理的な観測量と熱的物性とを
対比する問題に特に興味を持ち、メタンハイドレート層などにおける両者の関係を物理的に
説明するモデルを確立すべく、野外での地層温度データの取得および実験室的研究を行ってきた.
   この仕事は必ずしも高温の地熱を扱うものではないがGeothermicsと称することができるだろう。

 森田 澄人(産業技術総合研究所 地圏資源環境研究部門 燃料資源地質研究グループ 研究員)       
 「熊野海盆泥火山群へのアプローチ」 20分
   プレート収束帯では圧縮応力場や高堆積速度場の形成のため、しばしば泥ダイアピルが
観察される。地層内に発生した高間隙水圧コンパートメントでは、地層の破壊、さらに流動化が
起こり、砕屑物を伴った流体は含礫泥としてダイアピルを形成すると考えられる。これらは上位
または側方の地層へ貫入し、さらに地表または海底に噴出したものは泥火山の形成に至る。
   近年、私たちは熊野海盆の泥火山群を主な対象として、様々な地球物理学的および地質学的
手法を試みながらその概容を明らかにしてきた。今後、泥ダイアピルの活動履歴を明らかにする
ことを一番の目的として深海掘削研究を立案中である。

 小田 浩(産業技術総合研究所 地圏資源環境研究部門 燃料資源地質研究グループ 研究員)
 「Well logging interpretation of coal beds in Yubari coalfield 石狩層群夕張層の
石炭層における検層解析」 20分
   かつて国内最大の産炭地であった北海道石狩炭田には、古第三系石狩層群の夾炭層が
広く分布している。また苫小牧沖の勇払油ガス田の成功や基礎試錐「三陸沖」での石炭起源
天然ガスの産出によって、石狩層群のみならず本邦の石炭が、石油・天然ガスの根源岩として
新たに注目されている。
   本講演では、夕張市シューパロ湖岸で掘削された石狩層群夕張層を実例にして、検層ツール
を用いた夾炭層の認定と堆積サイクルの解析について述べる。夾炭層のガンマ線強度、密度、
比抵抗のデータからは夾炭層の認定、ガンマ線強度の周期解析によって構造運動と海水準変動
に伴う数十万年から数万年オーダーの堆積サイクルの解析を行うことができる。

予定:希望者は、
   14:30-15:30 地質標本館見学(地質標本館入口集合、森田、小田が案内)
   15:30-16:00 実験室見学(第7事業所玄関ロビー集合、松林が案内)

   16:00-17:30 講演会(海洋別棟大会議室、松林、森田、小田)
   17:30-19:00 懇親会(中央食堂2F、会費3,000円程度)  

参加申し込み:E-mail ( hiroshi-oda@aist.go.jp )で参加申込みを受け付けます。
平成18年1月27日(金)〆切
 地質標本館見学:参加希望する  参加希望しない
 実験室見学  :参加希望する  参加希望しない
 講演会    :参加希望する  参加希望しない
 懇親会    :参加希望する  参加希望しない

連絡先:
 産業技術総合研究所 地圏資源環境研究部門
 燃料資源地質研究グループ
 小田 浩

 〒305-8567 つくば市東1-1-1 中央第7
 TEL: 029-861-3704(研究室), 3860 (PHS)
 FAX: 029-861-3666
 E-mail: hiroshi-oda@aist.go.jp

交通:参照
http://www.aist.go.jp/aist_j/guidemap/tsukuba/tsukuba_map_main.html

●つくばエクスプレスご利用の場合
(時刻表 http://www.mir.co.jp/timetable/index.html )
 「秋葉原駅」から快速で45分「つくば駅」下車 出入口A4へつくばバスターミナル4番のりばから
関東鉄道バス「荒川沖駅(西口)行(並木経由)」または「阿見中央公民館行」に乗車、
「並木二丁目」下車、「産総研つくば中央」まで徒歩3分
 「つくば駅」から「産総研つくば中央」までの連絡便(無料)もご利用頂くことが出来ます。
つくばバスターミナル9番のりばまたは10番のりばからご乗車下さい。(マイクロバスでの運行の
ため乗車定員に限りがあり、ご乗車になれない場合もございます。)

 つくば駅連絡便運行表
  (つくば駅発→つくば中央着)
 発:11時33分
 着:11時48分

 発:13時33分
 着:13時48分

 発:14時33分
 着:14時48分

 発:15時33分
 着:15時48分

 タクシーをご利用の場合「つくば駅」から「産総研つくば中央」まで約15分です。

●JR常磐線ご利用の場合
 「上野駅」から60分「荒川沖駅」下車 西口

 西口4番のりばから関東鉄道バス「筑波大学中央行」または「つくばセンター行(並木経由)」
に乗車、「並木二丁目」下車、「産総研つくば中央」まで徒歩3分

 タクシーをご利用の場合「荒川沖駅」から「産総研つくば中央」まで約15分です。

●常磐高速バスご利用の場合
(時刻表 http://www.kantetsu.co.jp/bus/highway/center/center_jikoku.html )
 「東京駅八重洲南口」から「つくばセンター行」(常磐高速バス 約65分 片道1,150円)に
乗車、「並木二丁目」下車「産総研つくば中央」まで徒歩3分


				

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 日本堆積学会 事務局
  〒113-0033 東京都文京区本郷7丁目3番1号
  東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻 
   メールアドレス;taiseki@sediment.jp
   ホームページURL;http://sediment.jp/
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