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堆積学会メルマガ第65号:
公募案内


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┃\/┃ 日本堆積学会 メールニュース ◆ 2004年6月14日(第65号)
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安藤@事務局(茨城大です)

金沢大の塚脇さんから下記のような募集情報が寄せられています.

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-若手研究者の募集-
科学研究費海外学術調査「トンレサップ湖生物多様性維持機構調査」
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トンレサップ湖生物多様性維持機構調査 -若手研究者の募集-

 カンボジアのトンレサップ湖は,東南アジア最大の湖であり,その面積や水深が季
節によって大きく異なる湖として,またアンコール文明を支えた湖として著名であるば
かりではなく,多種多様な生物がすむ湖としてもまた知られています.しかし同国が
長年の戦乱やその後の政治的混乱にみまわれたため,この湖の生物相についての
学術調査はほとんどなされないまま現在に至っています.

 科学研究費海外学術調査「カンボジアのトンレサップ湖における生物多様性維持機
構の評価(略称:トンレサップEMSB)」が2003年度からの3年計画として始まりまし
た.この調査は生物多様性を生物学分野のみから調べるのではなく,生物の生活基
盤としての地形・地質,および水界生態系とは密接な関係にある水の物理的・化学的
特性それぞれの調査から湖の無機的環境条件をまず描き出し,それと並行して動物
学・植物学の両面から生物多様性の維持機構を評価しようという総合的な学術調査
です.

 この海外学術調査に関連し,若手研究者育成のための助成金(UNESCO Japanese 
Funds-in-Trust: MAB-IHP Joint Programme)をユネスコから受けることとなりました.
そこでこれに参加を希望される若手研究者を国内から広く公募いたしたくここにご案
内いたします.カンボジアや東南アジア諸国で将来的に自身の研究を広く展開した
い,あるいは自身のこれまでの研究をさらに発展させたいという若手研究者の方なら
ばどなたでも応募することができます.募集条件などは下記のとおりです.


     記

募集対象:応募時の年齢32歳以下程度の博士後期課程大学院生,同研究生,ポス
ドク,大学助手等の若手研究者(ただし大学院生等にあっては指導教員,有職者に
あっては所属学科長等の承諾を得ること).

募集分野・人員:動物学(生態学・分類学が望ましい),植物学(生態学・分類学が望
ましい),水文・気象学,地質・地形学(堆積学・水文地質学・地形学など)から各1名.

採用期間:2004年10月1日から2006年3月31日までの18ヶ月間.

現地調査予定:2004年11月~12月(約3週間),および2005年5月~6月(約3
週間).これ以外の期間については,必要に応じて調査可能となる場合もある.

支給経費:任地等から現地調査や報告会等への出席にかかる実費(支度金等は支
給しない).

調査後の義務:トンレサップEMSB参加研究者との連携の下で,調査報告書(英文)
の執筆,ならびにカンボジアおよび日本で開催予定の報告会での成果発表(2005
年11月を予定).

受 付:2004年7月7日(水)午後5時受理分まで.下記の必要書類を添付ファイル
とし,参加希望分野を「件名」に明記したうえで電子メールにて各班代表者(別記)ま
でお送りください.なお,採否に関しては7月20日までに電子メールでお知らせしま
す.

必要書類(マイクロソフトワード形式ファイル,またはPDFファイルとすること.様式は
自由):

 1.略歴書(高校卒業以降,顔写真は不要)

 2.主要業績リスト(印刷物・学会発表)

 3.これまでの研究の概要(400~800字程度)

 4.参加するにあたっての抱負と今後の展望(400~800字程度)

 5.指導教員あるいは所属学科長等の連絡先(電話番号・電子メールアドレス)


計画全般についての問合せ先(※各分野の活動詳細については各班代表者へ)

金沢大学自然計測応用研究センターエコテクノロジー研究部門 塚脇真二

電話:076-264-5814

電子メール:tukawaki@t.kanazawa-u.ac.jp

--------参考資料:トンレサップEMSB参加研究者・現地対応機関---------

研究代表者:塚脇真二(金沢大学)

動物班:*大高明史(弘前大学:ohtaka@cc.hirosaki-u.ac.jp),片倉晴雄(北海道大
学),神谷隆宏(金沢大学),成田哲也(元京都大学),本村浩之(オーストラリア博物
館)

植物班:*平吹喜彦(宮城教育大学:y-hira@staff.miyakyo-u.ac.jp),竹原明秀(岩手
大学)

水文・気象班:*遠藤修一(滋賀大学:endoh@sue.shiga-u.ac.jp),奥村康昭(大阪電気
通信大学)

地質・地形班:*塚脇真二(金沢大学:tukawaki@t.kanazawa-u.ac.jp)

現地対応機関:鉱工業エネルギー省鉱物資源局,アンコール遺跡整備機構文化調
査部門,水資源気象省水文河川局

*:班代表者
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