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堆積学会メルマガ第90号:
案内1件


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┃\/┃ 日本堆積学会 メールニュース ◆ 2004年12月22日(第90号) 
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安藤@事務局(茨城大)です 

2004年もあと少しとなりました.2005年からは事務局が東大に移動いたし
ます.現在,引き継ぎの作業を進めております. 

さて,盛谷 智之さんから下記のような海外見学旅行の案内をいただいて
おります. 

それから,89号でご案内した「堆積学研究」バックナンバーの寄贈先に
ついてまだかなり余裕がありますので,ご遠慮なくご希望を事務局まで
お寄せ下さい. 

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東京地学協会海外見学旅行 
「インド洋からビクトリア湖まで,リフトバレー横断の旅」 
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内  容: 
 東アフリカ,ケニア共和国のインド洋岸の港町モンバサから,内陸の
アフリカ最大の湖,ビクトリア湖まで,約八百キロメートルを東西に
横断する旅である。アフリカ大陸の典型的な地形・地質と,サバンナ
植生を中心とする自然景観,そして約二千メートルの高度変化も含めて
移り変わる土地利用変化と人々の生活など,約八百キロメートルを
ほぼ東西方向に横断する旅である。 

 この間,アフリカ大陸を引き裂く大地溝帯,リフトバレーの典型的な
断層崖を横断する。リフトバレーの底には,ナイバシャ湖やナクル湖
などの湖と考古遺跡を包含する湖岸段丘が発達し,湖の間には活動歴の
新しいものも含む新旧の火山群とその堆積物が分布する。 

 インド洋岸には,裾礁タイプのサンゴ礁が発達し,イスラム文化も
見られる沿岸地域は隆起サンゴ礁の海岸段丘になっている。その内陸側
には第三紀層および中生層からなる台地や丘陵が発達する。さらに内陸
へ向かって徐々に高度をあげつつ,おもに先カンブリア紀の基盤岩類を
母岩とする波状地形であるぺディプレーンがひろがる地域となる。
多くの人々が想像する,サバンナと野生動物,そして起伏の緩やかな
「アフリカらしい風景」の地域である。 

 そして高度千五百メートル付近に達すると首都ナイロビがある。
ここから先述のリフトバレーを横断し,ビクトリア湖へ向う。途中
広大なお茶のプランテーションで有名なケリチョを経由して,
ビクトリア湖岸の町キスムに達する。 

 アフリカ大陸を代表する地形・地質,サバンナをはじめとする自然
景観,植民地時代の影響を残しながらも自立するケニアの姿を,牧畜民
の放牧風景,あるいは農地や牧場,さらに工場など,さまざまな
土地利用景観を通して考え,人類起源の古から,民族問題,地球環境
問題まで地球上で生起する諸現象に思いを馳せる壮大な横断旅行である。 

旅行期間:2005年3月1日(火)~3月11日(金)10泊11日 

旅行行程: 
(注:行程の詳細はまだ変更になることがあります。また,ホテルも
変更の可能性があります。) 

3月1日 成田発(機中泊) 

  2日 ナイロビ経由モンバサ着(モンバサ・ホワイトサンズホテル泊) 

  3日 モンバサから北のマリンディ間,隆起サンゴ礁ほか史跡,
          リゾート開発など観察(モンバサ・ホワイトサンズホテル泊) 

  4日 モンバサからツァボ西国立公園,サバンナ景観と野生動物の
          観察(キラグニロッジ) 

  5日 ツァボ西国立公園から波状する緩斜面のペディメント地形と
          島状丘(インゼルベルグ)地形,赤色風化露岩地形ヤッタプラトー
        (大規模な地形の逆転)(ナイロビ・フェアービューホテル泊) 

  6日 ナイロビ発,博物館見学後,リフトバレー観察(ナクル・
             メリカホテル) 

  7日 ナクル発,ナクル湖および周辺火山観察後,ビクトリア湖岸
          (キスム・サンセットホテル) 

  8日 キスム発,ケリチョの茶園,ナイロビ着(ナイロビ・フェアー
           ビューホテル泊) 

  9日 ナイロビ発 
  
 10日 アムステルダム着/発 
  
 11日 成田着 

企画主催:(社)東京地学協会 

旅行主催:(株)道祖神 

案 内 者:堀 信行( 東京都立大学大学院理学研究科教授) 
Tel: 0426-77-0111(内線3874),0426-77-2604(研究室直通), 
E-mail: nhori@comp.metro-u.ac.jp 
現地では,主にバスでの移動となります。また現地でのサポーターが
付きます。 

募集人数:二十数名 

対  象:地学に興味を持つ一般の方々 

費  用:約37万円から40万円の予定(参加人数によっても変化します) 

申込締切:2005年1月7日(金) 

申込方法:はがき・ファクス・E-mailに必要事項を記載してお送り
ください。複数参加の場合は,全員分を記入してください。 

〔記載事項〕名前・住所(連絡先),電話(ファックス)番号,
            E-mail,年齢,職業 

〔送付先〕 はがき 〒102-0084 千代田区二番町12-2 東京地学協会
              海外見学旅行係 宛 
ファクス 03-3263-0257 東京地学協会海外見学旅行係 宛 
e-mail: chigaku@abox9.so-net.ne.jp  Subject: 海外見学旅行 

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盛谷 智之 
三井住友建設(株) 土木統括部 
164-0011 東京都中野区中央1丁目38-1 
Tel: 03-5337-2132  Fax: 03-3367-4762 
E-mail: tmori@smcon.co.jp 

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 「堆積学研究」バックナンバーの寄贈先の募集 
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 このたび,日本堆積学会事務局(茨城大)では,2005年度1月からの
事務局の移行にあたって,「堆積学研究」バックナンバーの,会員が
所属する大学の附属図書館もしくは教室図書室等への寄贈を予定して
おります.つきましては,会員からの受け入れ申し込みを下記の要領
で受け付けます. 

                2004年12月10日 
                    日本堆積学会事務局 

          記 

1.寄贈雑誌 
 ・堆積学研究43号(1996)から59号(2004)までの16冊
           (ただし47号は在庫僅少で欠号) 
 ・上記を30セット(先着順) 

2.寄贈の方法 
 会員の所属する大学の附属図書館もしくは教室の図書室宛て,直接,
郵送(郵パック)致します.原則として1大学につき1カ所とします.
締め切り直後(年内)に発送します.郵送料は不要です. 
 ついては,あらかじめ会員が図書館(室)担当者と打ち合わせの上,
送り先等をお決め下さい. 

3.申し込み 
 末尾の申込書に記入して,事務局宛電子メール(taiseki@sediment.jp)
でお送り下さい.締め切りは12月24日(金)17:00とさせていただき
ますが,それ以前に30セットに達した場合は,それを締め切りといたします. 


4.購読会員 
 「堆積学研究」の60号以降については,機関での購読会員(10,000円)
の制度がありますので,そちらをご活用下さい.その申し込みも事務局
まで.日本堆積学会ホームページ(http://sediment.jp/)もご参照下さい. 

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          「堆積学研究」寄贈申込書 

日本堆積学会 
  庶務委員長 安 藤  寿 男 殿 

 貴会からの「堆積学研究」第43-46, 48-59号の寄贈受け入れを希望します。 

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会員氏名: 

所属機関: 

連絡先(TEL): 

連絡先(E-Mail): 

発送先(図書室/館)郵便番号:〒   -    

発送先住所: 

担当者部署・氏名: 

担当者連絡先(TEL/FAX/E-Mail): 

申込日:平成16年  月  日 

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■ 日本堆積学会 事務局 taiseki@sediment.jp         ■
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茨城大学理学部地球生命環境科学科内
〒310-8512 水戸市文京2-1-1
TEL: 029-228-8391 (安藤), 8238 (牧野), 8268 (伊藤) FAX: 228-8405
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