==================================================
日本堆積学会 メールニュース 2007年4月6日(182号)
==================================================
日本地球惑星科学連合2007年大会一般公開プログラム「地球惑星科学の明日
を考える ー男女共同参画の視点からー」と,2007年度「信州フィールド科学賞」
募集のお知らせです.
--------------------------------------------
日本地球惑星科学連合2007年大会 一般公開プログラム
「地球惑星科学の明日を考える ー男女共同参画の視点からー」
--------------------------------------------
サイエンス分野における明日の日本の学術界は、男女共同参画の理想社会を必
要としています。第3期科学技術基本計画 (2006-2010)では、「女性科学者の
活躍促進」が盛り込まれました。各機関における出産・育児との両立支援、年齢
や性別、国籍等を問わない人事システムの構築などです。これらを実現するバリ
アフリーな研究環境、そして学会でもそのベース作りが急務です。本プログラム
では、地球惑星科学をめぐる現状と今後を考えたいと思います。
日時 2007年5月19日(土) 13:45~17:00
場所 幕張メッセ 国際会議場 302
主催 日本地球惑星科学連合 男女共同参画委員会
後援 男女共同参画学協会連絡会
入場無料・予約不要
招待講演
第1部 科学技術政策および学術の分野における男女共同参画
13:45~15:15
「男女共同参画学協会連絡会の活動」
大隅 典子 (東北大学教授、学協会連絡会前会長)
「動き始めた女性研究者支援策」
久保 真季 (日本学術振興会総務部長)
「お茶の水女子大学における女性支援活動の現状」
菅本 晶夫 (お茶の水女子大学教授、女性支援室長)
第2部 地球惑星科学における男女共同参画の取り組み、若手研究者を巡る諸問題
15:30~17:00
「産業技術総合研究所における男女共同参画への取り組み」
宮下 由香里 (産業技術総合研究所)
「地球電磁気・地球惑星圏分野における有期限雇用研究職のアンケート調査報告
長妻 努 (地球電磁気・地球惑星圏学会/情報通信機講)
「日本地震学会男女共同参画推進の取り組み-シンポジウムで学んだこと-」
田島 文子 (地震学会/広島大学)
総合討論 (参加者も含めて討論します)
ポスターセッション 19日の12:00-20:00 の講演会場近くに展示します
「地球惑星科学連合加盟学協会の会員女性比率の現状」
男女共同参画委員会 前田佐和子 杉田 文
「日本地球惑星科学連合大会における保育室設置について」
森尻 理恵
「女子中高生に海洋研究の魅力を伝える活動~海洋研究所の試み」
窪川 かおる 沖野 郷子 大村 亜希子
「日本雪氷学会における男女共同参画への認識度調査」
紺屋 恵子 森 淳子 伊東 靖彦
「地球電磁気・地球惑星圏分野における有期限雇用研究職のアンケート調査報告
様々なデータが我々に示しているもの」
SGEPSS男女共同参画提言ワーキンググループ 前田佐和子
「日本地震学会男女共同参画推進の取り組み:学会発展の鍵-若手研究者育成
と男女共同参画」
日本地震学会男女共同参画推進委員会 田島文子
----------------------------------------
2007年度「信州フィールド科学賞」募集要項
----------------------------------------
1.賞の趣旨
信州大学山岳科学総合研究所は、山岳科学研究のセンターとなることを目指し
て設立されました。山岳科学研究はフィールド・ワークが基本です。多くの若手研
究者が「山」のフィールド・ワークに参画する契機となり、フィールド・ワークをやり
遂げた達成感を味わうことが出来るようにとの願いを込め、さらには高校生・大学
生の山岳地域における調査・研究を奨励することから、「信州フィールド科学賞」
および「信州フィールド科学奨励賞」を創設しました。
2.募集対象
・「信州フィールド科学賞」
山岳地域におけるフィールド・ワークを基本として研究している若手研究者
(2007年度末で35才以下)を対象とします。研究対象や分野は問いません。
・「信州フィールド科学奨励賞」
I種:山岳地域においてグループで調査活動を行っている高校生を対象とします。
II種:山岳地域のフィールド・ワークに基づいてまとめられた大学等の(過去3年間
に提出された)卒業論文を対象とします。
3.受賞
・「信州フィールド科学賞」:受賞者は毎年度1名とします。信州大学山岳科学総合
研究所長名の賞状および副賞20万円を贈呈します。
・「信州フィールド科学奨励賞」:受賞者は毎年度I種:1グループ、II種:1名としま
す。それぞれに、信州大学山岳科学総合研究所長名の賞状および副賞10万円
を贈呈します。
4.募集期間 2007年4月1日~7月31日
5.応募方法
応募の書式は山岳科学総合研究所のWebサイト
http://ims.shinshu-u.ac.jp/
からダウンロードしてください。
・「信州フィールド科学賞」
自薦を基本とし、応募の際に必要とする書類は、山岳地域におけるフィールド・ワ
ークの実績・今後の展開と「山岳科学」での研究の位置づけなどを2000字程度
(A4用紙で2枚以内)にまとめた調書、研究業績調書(口頭発表を含む)及び論
文等の別刷です。
・「信州フィールド科学奨励賞」
I種(高校生):応募の際に必要とする書類は、活動実績を示す調書、調査活動に
よって得られた成果をまとめたもの及び所属高校長の推薦書です。
II種(卒業論文):応募の際に必要とする書類は、山岳地域におけるフィールド・ワ
ークの実績と卒業論文の要旨を2000字程度(A4用紙で2枚以内)にまとめた調
書、卒業論文のコピー及び指導教員による推薦書です。
6.選考方法
応募者のなかから受賞候補者を選考委員会が選考し、山岳科学総合研究所
運営委員会の議を経て、山岳科学総合研究所長が受賞者を決定します。
7.授賞式
授賞式は2007年11月17日に松本市で行い、受賞者の講演及び受賞者の研
究分野に関連する内容のシンポジウムを併せて実施します。
8.応募書類の送付先および問い合わせ先
応募書類は郵送または持参するとともに、電子ファイルとなっている調書等につ
いてはメールへの添付書類でもお送り下さい。郵送の場合は、2007年7月31日
必着でお願いします。
信州大学山岳科学総合研究所運営支援チーム
〒390-8621 松本市旭3-1-1
電話:0263-37-2432
FAX:0263-37-2438
e-mail: suims@shinshu-u.ac.jp
======================================================
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
日本堆積学会 事務局
〒113-0033 東京都文京区本郷7丁目3番1号
東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻
メールアドレス;taiseki@sediment.jp
ホームページURL;http://sediment.jp/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
|