堆積学会メルマガ第329号:
講演会「石油エネルギーの将来 -石油の枯渇とそれに代わるもの-」のご案内
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日本堆積学会 メールマガジン ◆2010年6月30日(329号)
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NPO地球科学者ユニオン 設立10周年記念講演会
石油エネルギーの将来 -石油の枯渇とそれに代わるもの-
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石油資源は有限であり、発展途上国での消費の増大が著しいことから将来の枯渇が心配されています。全世界での石油の年間総生産量(総消費量)は、最大に達した後しだいに減少するとの予測があり、この生産量がピークとなる時期が決して遠い将来ではないとの説も出ています。このような現実をみると、今後のエネルギー資源の確保は人類全体にとっての大きな課題であるといえるでしょう。
石油は、天然ガスを初めとする同種のエネルギー資源とともに「炭化水素」資源と呼ばれ、いくつかの仲間があることが知られています。この講演会では、石油資源の起源や現況について紹介するとともに、「炭化水素」資源として注目を浴びているメタンハイドレートやオイルシェールについての専門家による講演があります。特にメタンハイドレートは日本近海の海底にも広く分布し、実用化できれば日本のエネルギー需給に大きなインパクトを与えることが期待されています。
今後のエネルギー源がどうなるのか、我々の文明社会が将来も維持できるのか・・・・、皆さんがこのようなことを考える材料を提供できればと思います。
日時:2010年8月7日(土)14:30~16:30(14:00開場)
場所:東京都文京区 文京シビックセンター会議室1・2 (定員:90名)
東京メトロ後楽園駅、都営地下鉄春日駅上
主催:NPO地球科学者ユニオン
参加費:無料、ただし事前に参加を申し込むこと
申し込み方法:下記のアドレス宛にメールにより参加者の氏名をお知らせください。
Aokoichiaol.com
または yanagimotojgi.co.jp
プログラム
1.開会挨拶 地球科学者ユニオン 代表
沖津文雄(技術士、元アラビア石油)
2.「石油の成因と石油資源の将来」
柳本 裕(理学博士、元石油資源開発)
3.「将来の原油源としてのオイルシェール」
青柳宏一(理学博士、工学博士、元地球科学総合研究所)
4.「将来のエネルギー源としてのメタンハイドレート」
松本 良(理学博士、東京大学理学系大学院教授)
5.閉会挨拶 地球科学者ユニオン 副代表
増子邦宏(技術士、元鹿島建設)
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