堆積学会メルマガ第342号:
「地質調査業務に役立つ粒子径計測技術ワークショップ」のご案内
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日本堆積学会 メールマガジン ◆2010年9月12日(342号)
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産総研オープンラボ「地質調査業務に役立つ粒子径計測技術ワークショップ」のご案内
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平素より産総研の研究活動に対しご理解いただき心から感謝いたしております.以下,クロスポストをお許し下さい.
皆様ご承知の通り,今年も10月14日および15日の両日に産業技術総合研究所のオープンラボが開催されます.この度我々有志は,第7事業所の共同利用の粒度分析機器を用いた“地質調査業務に役立つ粒子径計測技術ワークショップ”を出展することにいたしましたので,これを皆様宛にご周知いたします.
□出展タイトル:G-20 地質調査業務に役立つ粒子径計測技術ワークショップ
□出展者:七山 太*,小笠原正継*,野田 篤*,鈴木正哉**,小松原純子*
*産総研・地質情報研究部門,**産総研・地圏資源環境研究部門
□ポイント
・地質調査業務に直ぐに役立つ粒子径測定手法の解説
・地質調査業務に直ぐに役立つ粒子径測定実習の実践
・粒子径測定に関する技術相談の実施
□内容
粒子径分布は様々な素材や製品の特徴を評価する上で重要な基礎情報であり,その分析技術も日々発展しています.産総研・地質調査総合センターでは,地質調査所以来,砂や泥をはじめ地質試料の粒度分析を,古典的な篩分級法、沈降法またレーザ回折散乱法,もしくはこれらを併用して行ってきた研究実績があります.さらに最新の画像解析式粒子径測定装置の導入も行っています.このワークショップでは,地質調査業務に役立つ最新のミリメートルからナノメートルの粒子径測定手法の解説と分析機器を用いた実習をセットで行います.最初の70分間に地質分野で用いられている粒子径分布測定法の概要を (1)ナノスケール粒子の粒子径分布測定技術、(2)粒子径測定法の基礎と複数鉱物種からなるミクロンサイズ(1~数10ミクロン)粒子の粒子径測定について:SEM-EDS法、湿式画像解析方式等の適用、(2)沈降法による粒子径測定技術、(3)レーザ回折/散乱法およびデジタル画像式粒子径測定技術、の4つのテーマ毎に解説を行います.
その後,希望者に対しては各研究室において,分析機器を使った簡単な分析実習を行う予定です.この際,業務や研究で行っている粒子径測定の技術的な相談および今後の共同研究に関する相談も可能な限り受け付けたいと我々は考えています.なお,このワークショップでは地質業務に携わる実務者以外にも,地質地形分野の粒度分析を行っている研究者や大学院生のご来場を広く歓迎いたします.
□申し込み方法
オープンラボの参加申し込みは産総研のホームページ( 【こちら】 )において既に開始されております.まず上段の黄色の枠( 【こちら】 )にアクセスし,最初に来場者登録を行って下さい.ここでログインID,パスワードを設定した後に,引き続きラボ見学予約を行って下さい.但し,他のラボツアーと異なりG-20のラボツアーの申し込み受付は,10/14,10/15の13:00開催のみしか選択肢はありせん.定員は2日とも20名となっていますが,可能な限り当日参加も認めます.
このワークショップに関してご質問があれば,七山(nanayama-faist.go.jp)
宛てにご連絡下さい.
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