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┃\/┃ 日本堆積学会 メールニュース ◆ 2004年2月14日(第47号)
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事務局の安藤です。
集会案内が2件来ておりますので,転送します.
なお,第6回 国際潮汐堆積学会議の方は事務局の不手際で案内が遅れました
ことをお詫びします.
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第6回 国際潮汐堆積学会議 の締め切り間近
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日本堆積学会 会員各位
池原@産総研・海洋です.
今年の夏にデンマークで開かれる潮汐堆積物のアブストラクトの締め切り
(2月15日)が迫っています.
この集会については,メルマガ20号で斎藤さんが情報を流しておりますので
参照下さい.詳細は以下のサイトをご覧下さい.
登録もWeb上でできます.
http://www.geogr.ku.dk/tidalites/index.htm
池原 研
>Date: Mon, 02 Feb 2004 15:43:44 +0100
>From: "Jesper Bartholdy" <Jb@geogr.ku.dk>
>Subject: Tidalites-2004
>
>Dear Colleague
>
>Please notice the upcoming deadline (February 15) for submission of
>abstracts to the 6th International Conference on Tidal Sedimentology
>(Tidalites 2004), August 2-5, 2004 Copenhagen.
>Also, please check the updated conference homepage
>www.geogr.ku.dk?ttidalites.
>Note the changed dates concerning Excursion B1.
>
> Hope to see you at theconference,
>
> Jesper Bartholdy
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「北方圏環境変動研究計画に関する国際レビュー会議」のご案内
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東北大学大学院理学研究科21世紀COEプログラム「先端科学技術による地球
の未来像創出」の主催により、3月15-17日に以下のような会議を開催いたします。
会議はオープンで参加料は無料です。国際的に地球科学の各分野で世界の
リーダーとなっている研究者によるレビューは、直接北極圏環境研究に関わら
ない方々にとっても興味深い内容と思います。また、一般向けの記念講演会も
計画しています。この会議への参加を機に我々の21世紀COEプログラムへの理解
を深めていただければと期待しております。皆様ふるってご参加ください。
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会議名: 北方圏環境変動研究計画に関する国際レビュー会議
International Review Meeting on the Northern Environment Change
Research Project
開催日程:2004年3月15日(月)? 17日(水)
開催場所:仙台国際センター 中会議室「白橿」
http://www.sira.or.jp/japanese/i_center/index.html
主 催: 東北大学21世紀COEプログラム
「先端地球科学技術による地球の未来像創出」
共 催: アラスカ大学国際北極圏研究センター
北海道大学北ユーラシア・北太平洋地域研究センター
組織委員会:委員長 福西 浩(東北大学大学院理学研究科)
問い合わせ先 村田 功
TEL:022-217-5776
e-mail:murata@pat.geophys.tohoku.ac.jp
参加費:無料
※事前登録の必要はありません。当日直接会場へおいでください。
目 的:
本国際会議は、2004年度からの5年計画として、日本の大学・研究機関
コンソーシアムによって策定された「北方圏環境変動研究計画」
(その中心プロジェクトは「北方森林攪乱による温暖化の抑制と森林再生」)
の科学的意義と期待される成果に関して、世界の先端研究者が詳細なレビュー
を行い、地球環境変動における北方圏の役割の重要性、新たな研究手法の
必要性、研究の最終到達目標を明らかにすることを目的とする。さらに、
この計画の中で進められる米国のCAMP計画(北極圏気候変動研究計画)
との連携に関しても、その重要性についてのレビューが行われる。
内 容:
北方圏、特にシベリア・アラスカ地域は、地球システムの中で、大気・陸域
・森林生態系・永久凍土・水循環・海氷・海洋等のサブシステム間の複雑な
フィードバックによって地球温暖化に最も大きな影響を与えている地域である。
しかし、この地域の大部分は観測の空白域となっており、この地域の変動の
情報が正しく気候モデル(GCM)に組み込まれておらず、この問題がGCMによる
温暖化予測の精度を著しく低下させている。さらに、近年北方森林帯で森林火災
が急増しており、地球システムの中で最大の二酸化炭素吸収源と考えられてきた
この地域が放出源に変わろうとしている。
「北方圏環境変動研究計画」では、アラスカ大学国際北極圏研究センター
(IARC)を拠点として米国が進めるCAMP計画の研究者と連携組織(研究プラット
フォーム)をつくり、モニタリング・フィールド実験・素過程研究によって
得られたデータをパラメータ化することによってGCMに組み込み、温暖化の
高精度予測を実現する。さらに、森林火災の早期検知と延焼拡大抑制法の開発
による温暖化抑制に関する研究も進める。
レビューワーリスト
研究分野 氏名・所属
・永久凍土 Hans-Wolfgang Hubberten
(Alfred Wegener Institute Potsdam)
・氷河 Manfred Lange
(Director, Center for Environmental
Resources, University of Munster)
・海洋・海氷生態系 Dr. Jari Haapala (Finnish Institute of
Marine Research)
・陸上生態系 (交渉中)
・水循環 Dr. Knut Sand (Statkraft Groener AS, Norway)
・大気循環・大気化学 大村纂 (Director, Institute for Atmospheric
and Climate Science, ETH)
・テクトニクス・地震・火山 Michel Bevis (Geodetic Science, Ohio State
University)
・中層大気・宇宙天気予報 (交渉中)
・全体計画(地球温暖化) 真鍋淑郎 (Atmospheric and Oceanic Sciences
Program Princeton University)
プログラム
3月15日
9:00 オープニング
9:30 プロジェクトリーダーによる研究計画説明
John Walsh (アラスカ大学国際北極圏研究センター)
福西 浩 (東北大学大学院理学研究科)
福田正己 (北海道大学北ユーラシア・北太平洋地域研究センター)
山崎孝治 (北海道大学大学院地球環境科学研究科)
12:00 昼食
13:30 サブグループ研究計画紹介
1)永久凍土班
2)海洋・海氷生態系班
3)陸上生態系班
4)水循環班
5)大気循環・大気化学班
6)テクトニクス・地震・火山班
7)中層大気・宇宙天気予報班
8)森林修復再生法開発班
16:00 休憩
16:30 ポスターセッション
研究計画関係 約25件
21世紀COE関係 約25件
19:00 終了
3月16日
9:00 レビューワー会議(非公開)
IARC日本委員会準備会(公開)
12:00 昼食
13:30 パネルディスカッション
15:30 レビュー作業(非公開)
18:00 バンケット
20:00 終了
3月17日
9:00 レビュー報告
全体計画及び各サブグループ
12:00 昼食
13:30 記念講演会(一般向け)
真鍋淑郎「気候変動における北極海の役割」(60分程度)
福田正己「シベリア森林火災と地球温暖化」(60分程度)
16:00 終了
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Yasufumi IRYU
Institute of Geology and Paleontology
Graduate School of Science
Tohoku University
Aobayama, Sendai 980-8578
JAPAN
TEL +81-22-217-6622
FAX +81-22-217-6634
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茨城大学理学部地球生命環境科学科内
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