The Sedimentological Society of Japan

● ロゴマーク決定!(03/04/27)


カラー


白黒


ロゴマーク作成の経緯
 堆積学研究会が日本堆積学会として再スタートするのを機に,ロゴマークを会員から募ることになり,2002年11月1日発行の堆積研ニュースで募集要項を発表し,募集を始めました.12月末日に募集を締切り,最終的に3件が寄せられ,1月中旬以降,運営委員会のE-Mail会議を中心に作品を審査しました.
 初期の審査の段階では,遠藤徳孝会員の作品が高い評価を受けたものの,運営委員で意見が分かれ,すぐに決定には至りませんでした.そこで,イラストの専門家も加わって運営委員会で意見交換を重ね修整を提案し,遠藤会員には修整案を快諾していただきました.その後,2003年3月3日に行われたISC2006準備会の折に,過半数の運営委員のもとで,最終的に遠藤会員の作品が採用されることと決定致しました.ここに,遠藤会員及びその他の応募者に感謝の意を表するとともに,協力頂いたイラストレーターの方の労をねぎらいたいと思います.
 同時に募集していたホームページ用の写真については,応募が少なかったため今回は審査せず,HP作成時に事務局のほうで選んで採用することとしました.写真をお寄せ頂いた会員の皆様ありがとうございました.

ロゴマークのコンセプト
 会員の皆さんには一目瞭然とは思いますが,あえてロゴマークのコンセプトをまとめておきましょう.ロゴマークには,新しい学会名の略称であるSSJの文字が大きく描かれているわけですが,この図柄はもちろんフォーセット斜交層理をイメージしています.そして,デルタが前進するがごとく日本堆積学会が学会として前進する様を表しています.
 横に伸びる縞模様は層理や地層の累重,あるいは平行層理・葉理を,縞の幅の変化(グラデーション)は級化もしくは逆級化を連想させます.また,Jの上下の横線は天と地,あるいは,底置面と頂置面と見ることも出来ます.
 ロゴマーク全体を見ると,SSはオフラップ,横縞はオンラップと,シーケンスモデルの一部を想起させ,堆積空間と捉えることが出来ます.最後に,ブルーの色は空(風)と海・湖・川などの水をイメージしたカラーです.マークの下のSedimentological Society of Japanのフォントは,図柄のSSJの文字に近いTimesのボールドイタリックを使っています.
 このように,このロゴマークはデザイン性も高く,様々な堆積作用をイメージさせる,日本堆積学会にふさわしいものと言えます.



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