The Sedimentological Society of Japan
日本堆積学会 出版物
HOME
E-mail
学会概要
入会案内
集会案内
出版物
会員ページ
関連組織へのリンク
関連トピックス
 

日本堆積学会編集委員会規定

2002年11月30日 制定
2009年3月28日 改定
2023年4月4日改定


第1条 名称と性格
 本委員会は日本堆積学会編集委員会と称する(以下委員会と呼ぶ).委員会は運営委員会の下に置かれた下部組織として「堆積学研究」の編集を担当する.

第2条 目 的
 委員会は,日本堆積学会会誌「堆積学研究」(英文名:Journal of the Sedimentological Society of Japan,以下会誌という)の編集を行い,同誌の充実と円滑な発行に努める.

第3条 構 成
 委員会は,運営委員会によって任命された委員長と会員の中から推薦され総会で承認された若干名の編集委員をもって組織する.委員長が必要と認めたときは,副委員長もしくは委員長代行をおくことが出来る.

第4条 業 務
 委員会は,「堆積学研究」編集規定にもとづいて「堆積学研究」の編集業務をおこなう.また,「堆積学研究」投稿要領について必要な検討をおこない,これらの結果について運営委員会に報告する.

第5条 規定の改訂
 本規定の変更は,運営委員会の議を経て日本堆積学会総会の承認を受ける.






「堆積学研究」編集規定

2002年11月30日 制定
2009年3月28日 改定
2017年9月18日 改定
2018年3月25日 改定
2023年4月4日改定


第1条 原 稿
  1. 堆積学研究の掲載原稿内容は著者の責任とする.
  2. 原稿の書き方ならびに投稿の手続きは別に定める投稿要領による.
  3. 原稿はすべて編集委員会に提出する.編集委員会の所在は,最新の堆積学研究によるものとする.
  4. 編集委員会は,投稿原稿について受付処理をし,その受付年月日を記録し,原稿を保管する.ただし,投稿原稿が投稿規定に明らかに反している場合には受付け前に理由を付して,原稿を著者に返却することができる.
  5. 編集委員会は会員または非会員に依頼して原稿を集めることができる.
  6. 本会からの依頼によらないで,非会員から原稿が提出されたときは,これを編集委員会から運営委員会に諮り,運営委員会の議決を経て編集委員会がこれを処理する.

第2条 原稿の審査と採否
  1. 編集委員会は受付けた原稿を審査し,掲載の適当・不適当を決める.
  2. 編集委員会は,必要に応じて会員または非会員に原稿の査読を依頼することができる.ただし,この場合も最終的な審査は編集委員会の責任において行うものとする.
  3. 編集委員会は投稿原稿について,著者に修正を求めることができる.修正を求めた原稿が6ヶ月以上たって編集委員会に返ってきたときは新規投稿としてあつかう.
  4. 編集委員会が掲載適当と認めた時(以下これを「受理」とよぶ),編集委員会は受理年月日を記録し,著者に通知する.
  5. 編集委員会は,掲載不適当と認めた原稿をその理由を明らかにした文書とともに著者に返却することができる.
  6. 編集委員会が掲載不適当と認めた原稿について,その理由を著者が了解しないときは,編集委員会から運営委員会に諮り,運営委員会が採否を決める.
  7. 印刷が終わった原稿は原則として返却しない.

第3条 論文の掲載
  1. 受理された論文の掲載順は原則として受付けの順とする.

第4条 堆積学研究の内容
  1. 広い意味の堆積学に関連するもので,以下のように分類する.
    • カバーストーリー(Cover Story)
    • 論説(Article)
    • 総説(Review)
    • 研究報告(Research Report)
    • 寄稿(Contribution)
    • 巡検案内書(Field Guide)
    • ノート(Note)
    • 資料(Data)
    • 用語解説(Glossary)
    • 論文リスト(Paper List)
    • 書籍紹介(Book Review)
    • 研究室紹介(Laboratory Introduction)
    • 学会参加報告(Conference Report)

第5条 別刷と特殊印刷
  1. 別刷は50部まで無料で贈呈し,それ以上の部数については投稿要領に定める料金を著者が負担する.
  2. カラーページ印刷にかかる費用については投稿要領に記した条件をみたしたものを無料とする.それ以外については,投稿要領に定める料金を著者が負担する.なお,折り込みページの印刷などの特殊な印刷についてはその分の費用を著者が負担する.

第6条 規定の改訂

 本規定の変更は,編集委員会の議を経て運営委員会の承認を受ける.






「堆積学研究」投稿要領

2002年11月30日 制定
2009年1月30日 改定
2009年3月28日 改定
2009年9月18日 改定
2018年3月25日 改定


第1条 総 則
  1. 日本堆積学会会誌「堆積学研究」(英文名:Journal of the Sedimentological Society of Japan,以下会誌という)への投稿に関しては,本投稿要領に従う.
  2. 会誌に掲載された著作物の著作権は,本会著作権規定に定める通り,原則として本会に帰属する.
  3. いずれの原稿も,他の著作物の著作権を侵害するものであってはならない.引用許諾の手続きは,著者の責任において行い,投稿時に許諾書の写しを添付する.
  4. 原稿料は支払わない.

第2条 原 稿
  1. 会誌に投稿できる原稿は,堆積学またはその関連分野に関する内容で,邦文または英文で書かれ,投稿時においてその主要部分が未公表であり,他誌に投稿中または審査中でないものとする.原稿は内容の違いによって以下の種類に区分される.
    • カバーストーリー(Cover Story):表紙および巻頭の画像.広く堆積学全般に関する写真・図などの画像とその解説.
    • 論説(Article):主に独創的な内容を主張するもの.原著論文.
    • 総説(Review):既存の文献・学説の要約・解説を主体とするもの.
    • 研究報告(Research Report):堆積学上有意義なオリジナルなデータなどの報告.
    • 寄稿(Contribution):堆積学の進展や今後の課題に関わるもの.
    • 巡検案内(Field Guide):堆積学会が主催した巡検などの案内書.
    • ノート(Note):実験手法・技術などの紹介.
    • 資料(Data):堆積学に関わる基礎的なデータや記録.
    • 用語解説(Glossary):学術・技術用語などの解説.
    • 論文リスト(Paper List):分野別の最近の論文リスト.
    • 書籍紹介(Book Review):新刊書や既刊書の紹介.
    • 研究室紹介(Laboratory Introduction):国内外の研究室などの紹介や活動報告
    • 学会参加報告(Conference Report):国内外の学会や巡検への参加報告
  2. 論説,研究報告および総説には,300語以内の英文要旨,および400字以内の日本語要旨を添える.

第3条 投稿手続き
  1. 投稿の際は,オリジナルは著者が保管し,原稿は,コピー(図・表を含む)のみ3部を提出する.投稿原稿には,いずれの種類の原稿にも,必要事項を記入した所定様式の整理カードを添える.なお,整理カードの連絡先として記入された者は,編集に関わる規定,要領における著者としての責任を代表的に負うものとする.
  2. 原稿の送付先は,編集委員会の所在地とし,編集委員会あてに送付する.編集委員会の所在地は,直近の会誌を参照のこと.
  3. 原稿は編集委員会で審査し,採否を決定する.
  4. 原稿を修正する場合は,修正箇所がわかるように明示して,そのコピー2部を提出する.
  5. 査読後に著者に返却された原稿が, 6ヶ月以上経過しても修正原稿が提出されない場合は,その原稿は撤回されたものとみなされる.また,同じ原稿を他誌に投稿する事態が生じた場合には,編集委員会宛に投稿取り下げを文書で通知すること.
  6. 編集委員会から原稿受理の通知があった場合には,最終原稿2部と,文章の原稿のテキストファイルが記録されている可搬媒体(CD-ROMなど)を直ちに提出する.図・表は,オリジナルを提出する.図表類は原則として著者に返却しない.
  7. 受理された原稿は,印刷所に入稿される前に,編集委員会によって用語・仮名遣い・英語の誤り等について修正される場合がある.
  8. 原則として著者校正は初校のみとし,再校正以後は編集委員会が行う.校正のときには,編集委員会が必要と認めたときを除き,著者は原稿と著しく異なるように書き換えを行うことはできない.許可の元に書き換えを行って印刷費の増加分が生じた場合には,これを著者が負担することとする.

第4条 投稿原稿の構成
  1. 原稿の長さは原則として刷り上がり16ページまでとする.これを越えるものは,編集委員会が掲載の可否を判断する.
  2. 投稿原稿の第1ページ目には,表題,著者名,著者の所属機関名(または連絡先)を記入し,これらの英語訳を添える.なお,論文公表後に連絡先となる著者(Corresponding author)を明示し(著者名の前に*などで指示), e-mail アドレスを記入する.論説・総説の原稿には,英語キーワードまたはキーフレーズを添える.ワードまたはフレーズは8個以内とし,冒頭の文字のアルファベット順に配置する.
  3. 英語キーワードまたはキーフレーズに続く部分には,英文要旨,本文,文献,図表キャプション,日本語要旨の順に原稿を配列し,通しでページ番号を打つ.
  4. 句読点は「,.」を用いる.数量を表す数字はアラビア数字とする.生物・古生物の属名および種名はイタリック体であらわす.数学的表現において変数として用いる文字については,スカラー量はイタリック体で,ベクトルや行列は太字のイタリック体であらわす.固有名詞で読み誤るおそれがある場合にはルビ(ふりがな)をつける.単位は,SI単位系を用い,やむをえずその他の慣用的な単位を用いる場合は,必ず文中または文末にSI単位への換算式を記すこと.
  5. 原稿は原則としてワードプロセッサーを使用し,A4判用紙に印字する.印字サイズは10~12ポイント,行間はダブルスペース相当とし,周囲には上下左右に3cm以上の十分な余白を設ける.
  6. 原稿の右側欄外に図・表を入れる位置を矢印と番号で指定する.
  7. 文中における文献の引用は,発表年代順に並べる.引用文献は,「文献」として本文末に一括し,著者名のアルファベット順,同一著者の論文は,単著論文を年代順に,続けて第2著者のアルファベット順とし,同一組み合わせの著者の場合は年代順とする.雑誌名は省略せず完記する.欧文誌名はイタリック指定をすること.雑誌の号数は省略し,巻とページのみとする.巻数は太字(ボールド字体)とする.また,巻数を有せず号数のみで識別される刊行物の号数も巻数の表記と同様に太字(ボールド字体)とする.図・表の数は省略する.体裁は次の例を参照のこと.

     (例)
    <邦文雑誌>
    山野井 徹,津田禾粒,糸魚川淳二,岡本和夫,田口栄次, 1980,西南日本の中新統中部から発見されたマングローブ林植物について.地質学雑誌, 86, 635-638.
    <邦文単行本>
    ブロムリー リチャード G., 1990(大森昌衛監訳,1993),生痕化石-生痕の生物学と化石の成因-.東海大学出版,東京,364p.
    <英文雑誌>
    Bouma, A.H., Coleman, J.M., Stelting, C.E. and Kohl, B., 1989, Influence of relative sea level changes on the construction of the Mississippi Fan. Geo-Marine Letter, 9, 161-170.
    <英文単行本>
    Hallam, A., 1992, Phanerozoic Sea-level Changes. Columbia University Press, New York, 224p.
    Traverse, A., ed., 1994, Sedimentation of organic particles. Cambridge University Press, Cambridge, 544p.
    <英文単行本中の論文>
    Walker, R.G., 1992, Facies, facies models and modern stratigraphic concept. In Walker, R.G. and James, N.P., eds., Facies models: response to sea level change, 1-25, Geological Association of Canada.
    Iseya, F., 1989, Mechanism of inverse grading of suspended load deposits. In Taira, A. and Masuda, F., eds., Sedimentary Facies in the Active Plate Margin, 113-129., TERRAPUB, Tokyo.


「堆積学研究」投稿要領 別記

2009年3月28日 制定

別刷:著者無料の50部を越える分については下の表に基づき算出し,印刷所から著者へ請求する.


割増し料金:カラーページ1枚につき1部20円増し.

カラーページ:カバーストリーと刷り上がり6ページ以上の論説・総説・研究報告については,1ページ分のカラーページ印刷を無料とする.刷り上がり6ページ以上のノートなどについても編集委員会が必要と認めた場合は無料とすることが出来る.上記条件以外のカラーページ印刷については,1ページあたり3万5千円を投稿者負担とする.



日本堆積学会著作権規定

2002年11月30日 制定


第1条 日本堆積学会(以下本会という)の編集発行する会誌「堆積学研究」およびその他の出版物(以下本会出版物という)に掲載する論説・総説などの著作物の著作権(著作財産権,Copyright)は,原則として本会に帰属する.

第2条 本会出版物の著作者が,著作者自身の著作物の複製および翻訳・翻案などを行い利用することに対し,本会はこれを妨げない.ただし,著作者が著作物の全体を複製の形で他の著作物に利用することについては,事前に本会に対して許諾を求めることとする.

第3条 本会出版物の転載・翻訳・複製などの利用について,第三者から申請があった場合は,本会はこれを許諾することができる.

第4条 以上の規定は,制定日(2002年11月30日)以前の本会出版物についても適用する.




上へ
©2003- The Sedimentological Society of Japan. All rights reserved.