The Sedimentological Society of Japan

●日本堆積学会2011年長崎大会


--------------------------------------------------
日本堆積学会2011年長崎大会のお知らせ
--------------------------------------------------

日本堆積学会の2011年大会を2011年12月17日~26日に長崎大学で開催いたします.今大会もショートコースから巡検までフルセットで10日間,魅力一杯の企画で皆さまの参加をお待ちしております.皆さまお誘い合わせのうえ,多数ご参加ください.

<日程>2011年12月17日(土)~ 26日(月)
17日(土)~18日(日):プレショートコース「水路製作および水理実験」
19日(月)~22日(木):ショートコース「オート層序学実験セミナー」
23日(金・祝):個人講演,総会,懇親会他
24日(土):個人講演,特別セッション「堆積物記録を用いた古地震・津波の再来周期・規模推定の現状と諸問題」,顕彰,堆積学トークトーク他
25日(日)~26日(月):巡検「白亜系上部姫浦層群の海底扇状地堆積物」(1泊2日)

<会場>
長崎大学文教キャンパス総合教育研究棟3階 他
http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/access/bunkyo/index.html

<今大会の特徴>
 長崎大会では,ホストの武藤鉄司氏によるプレショートコース2日間,ショートコース4日間の充実したプログラムが組まれています.巡検は天草周辺の重力流堆積物の見学です.3.11東北地方太平洋沖地震とそれに伴う災害に対し,堆積学会の取り組みの1つとして津波堆積物の認定に関する特別セッションを開催します.特別講演には,立石雅昭氏(新潟大学),基調講演に大内俊二氏(中央大学)と泉典洋氏(北海道大学)をお呼びしています.どうぞご期待下さい!もちろん,毎年好評の最優秀口頭・ポスター発表の表彰,懇親会プレゼンテーション,堆積学トーク・トークも実施いたします.各種申し込み受付は2011年10月21日(金)より開始いたします.

<大会参加費 (講演要旨集込み)>
一般会員 2,000円,会員学生・院生1,000円
非会員  3,000円,非会員学生2,000円

<基調講演・特別講演>
以下の特別講演・基調講演が一般講演の間に行われます.
○立石雅昭(新潟大学)
「堆積地質学への思いと期待」"My emotion and expectation for Sedimentary Geology"
○大内俊二(中央大学)
「地形進化に関するアナログモデル実験」
○泉典洋(北海道大学)
「境界不安定現象と地形形成」

<個人講演募集>
口頭講演とポスター発表を募集します.
*講演申込締切:2011年11月11日(金)
*講演要旨締切:2011年11月18日(金)17:00
※今大会より要旨が新しい様式に変わるとともに,Webでの要旨の公開および保証書に対する同意が必要になりました.詳しくは改めてメールマガジンにてお知らせいたします.
※中止になった長崎大会(3月)の要旨は,学会事務局で管理しています.公表されることはございません.

<プレショートコース>
アクリル水路の製作と学部レベルの簡単な水理実験をおこないます.
タイトル:自作水路で楽しむ水理実験
日時・場所:長崎大学環境科学部学生実験室A
12月17日(土) 09:00~17:00
12月18日(日) 09:00~16:00
講師:武藤鉄司氏(長崎大学)
概要:(1)循環式開水路の製作.
   (2)製作した水路を用いた実験により,流量,流速,常流,射流,限界水深,フルード数,比エネルギー,比力,跳水など,水理学の基礎を学びます.
対象:どなたでも参加可.ただし実験経験のない学部生~院生を想定しています.
定員:10名
参加費:1000円
*プレショートコース申込締切:2011年11月3日(木) 17:00

<ショートコース>
オート層序学の基礎を講義とモデル実験で学びます.
タイトル:オート層序学実験セミナー
日時・場所:長崎大学環境科学部地球科学共同実験室
12月19日(月)10:00~12月22日(木)16:00
講師:武藤鉄司氏(長崎大学)
概要:オート層序学の基礎を講義とモデル実験で学ぶ.主対象とする堆積環境は沖積河川~デルタ.
講義の主な内容 : (1)外部フォーシングと堆積系応答,(2)堆積系固有のスケール.
予定している実験 : (1) 海岸線自動後退,(2)沖積河川の長さ限界,(3)オートジェニックな河岸段丘,(4)平衡河川.
対象:どなたでも参加可.ただし実験経験のない学部生~院生を想定しています.
定員:15名.プレショートコース参加者を優先します.
参加費:1000円(ただしプレショートコース参加者は不要)
*ショートコース申込締切:2011年11月3日(木) 17:00

その他:長崎大学のゲストハウス「観月荘」への宿泊を希望される方は申込時にその旨お知らせ下さい.2500円/泊のシングル10室,2300円/泊/人のツイン4室が利用可能です.ただしツイン室のシングル利用はできません.申込後のキャンセルは不可.会場への行き来は路面電車1本で可能です(片道120円,40分程度).

<特別セッション>
日時:12月24日
概要:地震・津波堆積物の認定には高い専門性を有するとともに,的確な認定基準の確立や他のプロセスで形成された堆積物との類似点・相違点のさらなる理解が必要である.本特別セッションでは,今後防災計画立案に大きな貢献が見込まれる地震・津波堆積物が正しく認定され,活用されるよう,地震・津波堆積物の認定に関する現状や諸問題を取り上げる.
1.地震堆積物の認定と地震再来周期推定の現状と課題(産総研・池原 研氏)
2.津波堆積物認定・津波再来周期推定の現状と課題(産総研・小松原純子氏,千葉工大・後藤和久氏)
3.浸水域推定の現状と課題(関西大・高橋智幸氏,東北大・箕浦幸治氏)
4.総合討論
*本セッションは,講演を募集いたしません.

<巡検>
日時:12月25日(日)~26日(月)
タイトル:「白亜系上部姫浦層群の海底扇状地堆積物」
案内者:成瀬 元(千葉大学)・小松俊文(熊本大学)
概要:白亜系上部姫浦層群は海底扇状地堆積物と推定されており,チャネル・クレバススプレー・レビーなど多様な環境で堆積したと推定されるタービダイト・水中土石流堆積物・半遠洋性泥岩により構成されている.今回は,天草諸島上島阿村海岸および三角半島御輿来海岸に露出する重力流堆積相を観察する.時間があれば,有明湾の現世干潟の見学も行う.
参加費(予定・宿泊費込):13,000円(参加人数により変わります)
集合:長崎大学
解散:熊本駅(26日夕方五時半ごろを予定)
定員:25名(先着順)
*巡検申し込み締切:2011年11月18日(金)
※自家用車での参加を希望される方は申し込みの際にその旨をお申し出願います.

<団体展示出展>
個人講演開催期間中,大会会場にて企業・博物館・大学・研究グループによる展示出展が可能です(有料:講演要旨集への広告掲載も可能です).団体専用の展示ブースをご用意いたします.堆積学に関する研究や製品の紹介,広報宣伝,人材交流などにご利用ください.
*団体展示出展申し込み締切:2011年11月11日(金)

<懇親会>
日時・場所:12月23日(金・祝)18:30~21:00 長崎大学文教キャンパス生協食堂2階
懇親会費:事前登録一般4,500円,事前登録学生1,500円,当日申し込み一般5,500円,当日申し込み学生2,000円
懇親会では「フォトビュー」の写真と「スライドショー」を募集します.フォトビューは発表形式ではなく,ただただ美しい地層や露頭,実験地形,デザインなどの写真をスクリーン上に流します.皆さんがお持ちのご自慢の1枚を是非披露して下さい.スライドショーでは,調査報告,学会報告,海外の研究動向,IODP関係の宣伝など,1人10~15分程度で自由に話すことができます.どちらも奮ってご応募ください.
*懇親会事前申し込み締切:2011年11月25日(金)
*懇親会フォトビュー締切:2011年11月25日(金)
*懇親会スライドショー締切:2011年11月25日(金)

<堆積学トーク・トーク>
日時・場所:12月24日(土)17:00~19:00 総合教育研究棟3階講義室
2日目の個人講演のあと,講演賞の顕彰に引き続いて開催します.堆積学トーク・トークでは,くだけた自由な雰囲気の中で研究発表や討論を楽しめます.今大会の堆積学トーク・トークも,テーマを絞り,それについてざっくばらんに討論するという形で行いたいと思います.テーマは公募を行い,応募されたテーマの中から行事委員会で決定いたします.「こんなテーマについて議論してみたい」というご意見を是非お寄せください.※当日飛び入りでの発表・討論も歓迎いたします.
*堆積学トーク・トーク,テーマ募集締切:2011年11月11日(金)

<申し込み受け付け>
各種申し込み受付は2011年10月21日(金)より開始いたします.下記の申し込みフォームによりお申し込みください.ショートコース,巡検は定員がありますので,申し込み開始後お早めにお申し込み下さい.堆積学会会員は年会参加費や各種企画の参加時に優遇されます.まだ入会しておられない方は,この機会に是非ご入会下さい.
----------------------------------------------------------------------
<各種申込メールアドレス>
ssjngml.fukuoka-u.ac.jp
各種お申し込み・講演要旨受付など,すべてこのアドレスのみで受け付けます.お間違えの無いようお願いいたします.
----------------------------------------------------------------------

----------------------------------------------------------------------
<申し込みフォーマット>
宛先:ssjngml.fukuoka-u.ac.jp
件名:2011年長崎大会申し込み<氏名><(次の項目のうち該当するものだけを残して下さい)ショートコース,巡検,講演,講演要旨,団体出展,懇親会,フォトビュー,スライドショー,トーク・トーク>
メール本文:まず始めに,申し込み基本情報(1)~(4)を書いて下さい.その次の行からは,申し込みされたい企画のみを残し,それぞれに基本情報の他に必要な内容((5)以降の項目として示されています)が有る場合はそれを記載下さい.各種申し込みを何回かに分けてされる場合,2回目以降も[申し込み基本情報]は必ず記載下さい.
[申し込み基本情報](1)氏名,(2)所属,(3)メールアドレス,(4)会員カテゴリ(次のうちいずれかを残して下さい):一般会員,学生・院生会員,非会員一般,非会員学生・院生
[プレショートコース申し込み]※実験経験をお知らせください.
[ショートコース申し込み]※実験経験をお知らせください.
[巡検申し込み]※自家用車での参加を希望される方は申し込みの際にその旨をお申し出願います.
[講演申し込み] 発表タイトル,著者名(所属),希望発表形式(次の3つのいずれかを残して下さい):口頭, ポスター,口頭・ポスターいずれでも可
[講演要旨提出]堆積学会の講演要旨書式(http://sediment.jp/04nennkai/shoshiki.html)に則ってご準備頂き,添付して下さい.従来の要旨とは多少異なっています.主な変更点:(1)大会の際に配布する講演要旨集の原稿とは別に,文字のみからなる短い要旨も同時にお送りいただくことになります.ダイジェスト版の短い要旨は編集の上で「堆積学研究」に掲載されます.(2)大会で配布する要旨集の原稿は,A4版で2ページまでとなり,文字の大きさが小さくなります.(3)要旨はWeb上のPDF版講演要旨集で公開されます.(4)要旨の投稿には,Webでの公開および保証書に同意が必要です(後日メールマガジンにて詳細をお知らせいたします).

[印刷版要旨集の申し込み] 冊(購入を希望される方は,この欄を残した上,ご希望の冊数をご記入ください).
※今大会では,要旨集をWeb上のPDFでの公開を行うにあたり,従来の印刷版の要旨集は希望者のみ購入していただくことになります.人数によって変動しますが,1冊1000円~1500円の予定です.希望される方はこの項目を残して冊数をご記入のうえ,お申し込み下さい.

[懇親会参加事前申し込み]
[懇親会フォトビュー申し込み]ご自慢の写真を添付して下さい.
[懇親会スライドショー申し込み](5)タイトル,(6)著者名(所属)
[堆積学トーク・トーク,テーマ応募](5)希望テーマ,(6)そのテーマを希望する理由(100字程度)
----------------------------------------------------------------------

----------------------------------------------------------------------
団体出展に関しては,下記の内容をメール本文に記載下さい.
[団体出展申し込み]
(1)団体名,(2)代表者氏名,(3)代表者メールアドレス,(4)希望スペース(申込数により調整させていただきます.ご了承下さい.)
------------------------申し込みフォームここまで----------------------

<締め切り日一覧>
*講演申込締切:2011年11月11日(金)
*講演要旨締切:2011年11月18日(金)17:00
*プレショートコース申し込み締切:2011年11月3日(木)
*ショートコース申し込み締切:2011年11月3日(木)
*巡検申し込み締切:2011年11月18日(金)
*団体展示出展申し込み締切:2011年11月11日(金)
*懇親会事前申し込み締切:2011年11月25日(金)
*懇親会フォトビュー締切:2011年11月25日(金)
*懇親会スライドショー締切:2011年11月25日(金)
*堆積学トーク・トーク,テーマ募集締切:2011年11月11日(金)

<大会に関するお問い合わせ先>
石原与四郎(行事委員長):ishiharafukuoka-u.ac.jp
(SPAM対策の為メールが削除される事があります.お問い合わせ後3平日以内に返信がない場合は,お手数ですがFAXにて再送願います.092-871-6631(内線6286)または092-865-6030(事務室Fax)) なお,こちらでは各種申し込みの受付はいたしません.




©2011 The Sedimentological Society of Japan. All rights reserved.