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堆積学会メルマガ878号:
  地質学会トピックセッション「人新世の堆積学」のご案内



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日本堆積学会 メールマガジン ◆2019年6月18日(878号)
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地質学会トピックセッション「人新世の堆積学」のご案内
(重複してお受け取りの方,ご容赦ください)

9/23(月)-9/25(水)に開催される地質学会第126年学術大会(2019 山口)にて、
下記のトピックセッションを開催いたします.

皆様の積極的な講演申込みをお待ちしております.  
講演申込締切は 7月3日(水)18:00 です.

T3.人新世の堆積学
Sedimentology in Anthropocene
世話人: 川村喜一郎*(山口大学;kiichirokawamura gmail.com)・小栗一将(JAMSTEC)・新井和乃(高知大)・ 入野智久(北海道大)

人類は,地球上での活動を拡大させた結果, 地球表層にも影響を与えてきた.
新しいところでは,戦後行われた数多くの核実験によって大気中に放出された
放射性核種は地表に降り積もり,地層に記録された.チェルノブイリ事故,
福島第一原発事故でも同様である.一方で,工場などから排出された有害な
化学物質は深海底にも到達した.それらもいずれ地層記録となるのかもしれない.
また,廃棄されたプラスチックは,陸上,海底問わず地層に混入し,分解する
ことなく埋没していくだろう.そのような人類の活動の記録は,化学成分,
放射性元素,人工物粒子のような形で地層中に,第四紀の人類活動期である
「人新世」の化石として保存される.もし,タイムマシンで未来を見ることが
できるのならば,それらは立派な化石となっているのかもしれない.このように,
私たちの活動はもはや地層となっている.これ以外にも沿岸の埋め立てや切土,
盛り土など,地形の人工改変や,津波や土石流,火山砕屑物などによる大規模な
街や農地の埋め立てなどは,その後の人類の生活に大きな影響を及ぼしている.
このセッションでは,私たちの生きている時代での,私たちが地球表層に及ぼして
いる影響について考えることを主眼としている.ここで説明したもの以外にも,
地球表層における諸現象について発表を広く募り,人類活動の記録プロセスと
その読み取り方とについて分野を超えて考えたい.

招待講演者: 磯辺篤彦(九州大, 非会員)・中嶋亮太 (JAMSTEC,非会員)


手続き等の詳細につきましては,下記をご参照ください.
https://confit.atlas.jp/guide/event/geosocjp126/static/collectsubject


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メールアドレス: 
ホームページURL: http://sediment.jp/

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