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================================================================ 日本堆積学会 メールマガジン ◆2019年6月17日(877号) ================================================================ IODP Expedition 386日本海溝古地震学(Japan Trench paleoseismology)の 乗船研究者の応募が開始されましたので、お知らせいたします。この航海では、 観測記録や古文書より古い時間まで遡った地震の最大規模や履歴を明らかに するため、日本海溝を例として海底古地震学の構築を目指すものです。主な 目的は以下の3つです。1)堆積学的、物性的、地球化学的、生物地球化学的 プロキシからM9クラス、より小さい地震、地震以外起源のイベント堆積物を 認定すること、2)これらのイベント堆積物の時空間的分布を海溝沿い及び 時間軸方向に調べること、3)長期間にわたる巨大地震の発生記録の解読手法 を開発すること。 研究プロポーザルの詳細は、ECORDのExpedition 386のウェブサイトを参照 ください。また、6/20にはウェブベースのセミナーが予定されており、co-chief からの研究計画の紹介や応募方法の説明などもあります。こちらは予約制に なっておりますので、ECORDのウェブサイトをご覧ください。日本近傍の公開 ですので、ご興味・ご関心のある方の積極的なご応募に期待します。 航海は来年春~夏の期間(4-8月)に50日(最大)でJAMSTECの「かいめい」での 実施が予定されています。また、コア処理やサンプリングは清水港の「ちきゅう」 のラボを使って10-11月に最大30日間で実施される予定です。なお、「かいめい」 の航海への参加者は船上での作業が必須な分野に限られるかと思われます。 参加希望者(大学院生も可)はJ-DESCのウェブサイトを参照の上、7月5日の 締め切りまでにJ-DESC宛てお申し込みください。 <以下、J-DESCからの案内のコピー> 2020年春に行われるIODP Expedition 386 Japan Trench Paleoseismologyの乗船 研究者の募集が開始されました。この航海は日本海溝における古地震履歴の解明 を目的としており、ECORDがMission Specific PlatformとしてJAMSTECの海底広域 研究船「かいめい」を用いて実施します。 また、2020年秋には地球深部探査船「ちきゅう」の研究区画においてOnshore Science Partyが実施される予定です。 皆様の積極的なご応募をお願いいたします。 ★ 募集〆切:2019年7月5日(金)★ 航海名:IODP Expedition 386: Japan Trench Paleoseismology 首席研究員:Michael Strasser(インスブルック大学)・池原研(産総研) 募集分野:全分野 航海予定期間: 「かいめい」による Giant Piston Core 採泥航海:2020年4-8月の期間内(~50日間) 「ちきゅう」船上での Onshore Science Party:2020年10-11月の期間中(~30日間) 応募者向け事前科学説明会「Webinar」のご案内: 日時:2019年6月20日(木)12:00 GMT(日本時間同日21:00 JST) 事前登録の上ご参加ください。 https://www.surveymonkey.co.uk/r/BPM3D3F ================================================================ # 不達メールアドレスは随時配信リストより削除します. # メルマガのバックナンバーは堆積学会ホームページからご覧いただけます. ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 日本堆積学会 事務局 〒814-0180 福岡県福岡市城南区七隈8-19-1 福岡大学理学部地球圏科学科地球科学分野(石原与四郎)内 メールアドレス: ホームページURL: http://sediment.jp/ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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