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堆積学会メルマガ821号:
  西日本豪雨災害に関する対応について



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日本堆積学会 メールマガジン ◆2018年7月27日(821号)
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「西日本豪雨災害に関する対応について」

2018年7月5日から9日にかけての西日本豪雨では,広域に渡り甚大な人的物的
被害がもたらされました。今回の豪雨では,多数の箇所で斜面崩壊と土石流
が発生し,河川の氾濫も発生いたしました。このように,今回の豪雨災害に
際して発生した事象は,少なからず堆積学に関わるものとなっています。
このため,日本堆積学会の会員の皆様方の中には,今回の豪雨災害において
発生した事象について調査・研究をすでに実施した,あるいは実施する予定
である方もおられるかと存じます。
日本堆積学会では,以下の理由と目的から,今回の豪雨災害事象に関して調査
・研究を実施した,あるいは実施予定である会員には,学会に届け出をして
いただきたいと考えております。

<理由と目的>
1)日本堆積学会が加盟する日本地球惑星科学連合の環境災害対応委員会では,
    加盟学協会の西日本豪雨災害に対する調査・研究の取りまとめを行なって
    おり,なんらかの対応や調査・研究を行なった際には報告をすることになって
    いるため。これは地球惑星科学連合として一体的に自然災害に対する対応方法
    を考え,調査・研究の取りまとめを行おうとしているためです。
2)日本堆積学会内で,当該調査研究の情報共有を行って,今後調査・研究を
    行おうとする会員のための情報源とするとともに、学会として、今後の災害
    対応や関連調査研究のありかたを検討する資料とするとするため。
3)今後,学会宛に当該内容の報告会や研究集会などの実施告知があった場合に,
    対象者に情報提供をするため。あるいは学会宛に当該内容の情報提供や講演
    などの依頼があった際に、該当研究者に依頼するため。

なお、地球惑星科学連合の環境災害対応委員会では、すでに7月16日に西日本豪雨災害に
関する緊急集会を実施しております。また、10月13日(土)の防災推進国民会議では、
主テーマが首都直下地震対応でありますが、西日本豪雨災害についてもテーマとして
とりあげる可能性があるとのことです。

<調査・研究に関してお知らせいただく方法>:officesediment.jpにメール送信。
実施主体,代表者名,主たる調査目的・対象・調査エリアについて報告してください。

<付記>
なお,豪雨災害の調査を行われる場合には,地元住民の方々や捜索・復旧作業に
対しての配慮を優先の上,行うようにしていただきたく存じます。

日本堆積学会 会長 高野 修
 同     運営委員会



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〒814-0180 福岡県福岡市城南区七隈8-19-1
福岡大学理学部地球圏科学科地球科学分野(石原与四郎)内
メールアドレス: 
ホームページURL: http://sediment.jp/

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