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堆積学会メルマガ787号:
  2018年年頭にあたっての日本堆積学会運営方針のご説明



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日本堆積学会 メールマガジン ◆2018年2月 6日(787号)
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2018年年頭にあたっての日本堆積学会運営方針のご説明

                     日本堆積学会会長 高野 修

 新しい年を迎えてから,早1ヶ月が過ぎました。本年は年初から,日本の
堆積学界に絶大な影響を与えられ日本堆積学会の前身組織の堆積学研究会
会長も務められた岡田博有先生の訃報に接することとなり,悲しみのまま
にこの1ヶ月が過ぎました。岡田先生の遺志を継ぎ,日本堆積学会のさらな
る発展を進めるためにも,新しい年が皆様の研究活動にとって飛躍の年と
なりますよう,心から祈念申し上げます。
 さて,本年は日本堆積学会の運営が現体制となって2年目になります。年
頭にあたり,本年の運営方針の概要について,以下,皆様にご説明申し上
げます。
 昨年の年頭のご挨拶においても示しました通り,昨今の自然災害の頻発
や都市防災の必要性,エネルギー構造の変化等の状況から,堆積学が関わ
る研究や技術に対する社会的要請が依然高い状態にあることは変わりあり
ません。それにもかかわらず,堆積学そのものに対する社会的認知度が決
して高くはなく,加えて堆積学研究への支援体制や教育体制,研究者・技
術者養成体制は脆弱な状況のままとなっています。このため,日本堆積学
会としては,加盟する日本地球惑星科学連合との連携や産官学間の連携の
推進によって,事態の打開と改善を目指していく方針です。具体的には,
日本地球惑星科学連合の環境災害対応委員会,教育対応委員会,学協会長
会議等を通じた活動を推進するとともに,昨年度,日本堆積学会内に発足
させた「産官学連携推進委員会」を通じて産官学間の連携による相互支援
や協同体制を強めて参ります。当初模索を行っていた産官学「堆積学コン
ソーシアム」構想に関しましては,堆積学内分野ごとの個別研究コンソー
シアムの立ち上げを推進することとし,現在,実験数値モデル系を中心と
した個別研究コンソーシアムの立ち上げが準備段階にあります。本件に関
しましては,近々,別途皆様にメルマガ等を通じて詳しくご報告する予定
でおります。
 日本堆積学会は,個人講演・ミニシンポジウム・地質巡検を主体とした
「年会」のほか,年ごとにテーマ設定のうえ行われている「堆積学スクー
ル」を主要定例行事として行って参りました。これらの行事は,会員間の
相互親睦と理解を深め,学会としての学術レベルを底上げする重要な機会
であることから,本年も引き続き定例行事として実施して参ります。本年
の年会は,すでにメルマガ第1報にてお知らせしておりますように,本年3
月25日〜28日の日程で秋田大学をホスト校として実施することとなってお
り,荒戸裕之大会実行委員長を中心としたLOCの皆様方および行事委員の皆
様には鋭意準備戴いております。堆積学スクールにつきましては,昨年度
は11月に,松田博貴会員に講師をお願いして炭酸塩岩の地質巡検を中心と
して行って戴きましたが,本年も魅力的な内容のスクール企画を進めて参
ります。本年はこの他,東京近辺での堆積相の見方を主眼としたフィール
ドセミナーや,産官学連携に関わる産学双方向セミナーなども模索してい
くことに致します。
 会員の皆様間の情報伝達手段および研究成果公表手段の役割を担ってい
るのが,日本堆積学会が出版する機関誌・学術雑誌「堆積学研究」であり
ます。昨年中は予定通りには「堆積学研究」を発行できませんでしたが,
当初昨年6月発行予定の号は近々,昨年12月発行予定の号は3月頃にお手元
に届くことになっております。発行の遅れにつきまして,深くお詫び致し
ます。発行形態につきましては,昨今デジタルオンライン化を図る他学術
誌も多くなっておりますが,「堆積学研究」は当面現行の印刷版を保持す
る方針にしております。出版内容につきましては,アンケートによるご要
望にも応え,「巡検案内書」という新カテゴリーのほか,用語解説(堆積
学各分野ミニ講座)/トピックス的記事などの企画記事を増やし,定時掲
載していくこととする方針です。
 用語解説に関連して,「堆積学Wikipedia」の企画も鋭意進めて参ります
。これは,アクセス可能な人が編集可能なインターネット上百科事典であ
るウィキペディアの堆積学版であり,「堆積学辞典」後の用語解説修正や
新たな用語の解説機会として活用可能であると期待されます。また,典型
的「堆積構造」や「堆積相」の写真を集めて,会員が自由にアクセスして
見ることができるようなシステム企画も進めて参る予定です。
 本年は,3月にWPSM (Western Pacific Sedimentology Meeting) が韓国
光州にて,8月にはIAS (International Association of Sedimentologists)
が主催する国際堆積学会議 (International Sedimentological Congress)が
カナダのケベックシティにて行われる予定となっています。日本堆積学会
では,国際交流委員会を通じて開催支援と参加推奨を進めるほか,参加希
望の若手に対する基金による旅費支援を致します(基金運用委員会)。ま
た,会員の皆様の行事提案に対しても,基金運用委員会を通じて日本堆積
学会の基金の支援を行っていくことと致します。
 日本堆積学会は2017年に発足後15周年を迎えました。これを記念して,
日本の堆積学の進展あるいは日本堆積学会・前身の堆積学研究会の設立運
営に対して大きな貢献をされた方に対して「功労賞」をお贈りすべく準備
を進めて参りました。このほど,お贈りする方々が固まり,近々授与の運
びとなっております。
 以上,日本堆積学会の新体制における方針の概要(の一端)を述べまし
たが,日本堆積学会の活動は,会員の皆様の御意見や御要望が基礎となり
ますので,いつでも学会活動に関する御意見御要望を事務局(officesediment.jp)
までお寄せ戴ければ幸いです。
 最後に,今後の日本堆積学会への御協力,御支援,御鞭撻をお願い致し
ますとともに,会員の皆様の益々の御活躍を祈念致します。


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日本堆積学会 事務局
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福岡大学理学部地球圏科学科地球科学分野(石原与四郎)内
メールアドレス: 
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