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================================================================ 日本堆積学会 メールマガジン ◆2018年1月6日(776号) ================================================================ 2018年2月16日(金)に以下のようなシンポジウムを開催します. 予定の講演以外にも,ポスターコアタイムを設けておりますので,関連する ポスター発表も募集(申し込み締切:1/29,詳細は文末)します. 講演会終了後には講演者を囲んでの懇親会も予定しております(参加申し込み締切:2/8). 皆様のご参加をお待ちしております. シンポジウム「デルタの堆積学と環境変動」 デルタ(三角州)は河川により運搬された土砂が海岸に堆積して形成され, 地球表層において最もダイナミックに変動している領域の1つです.デルタ 低地は様々な人間活動の中心ですが,河川流域での環境破壊や海面上昇を 含めた地球規模の環境変動の中,その環境保全は重要な課題です.また, 地質時代のデルタによる地層は石油貯留岩を構成します.こうしたことから デルタやその周辺領域での堆積作用の重要性に関する認識は高まっています. このシンポジウムでは,産業技術総合研究所地質情報研究部門において長年 東南アジアなどの巨大デルタの研究に携わってきた斎藤文紀首席研究員を はじめ,地質・地形調査,観測,分析,実験,モデリング,理論といった 様々なアプローチを行う研究者の講演から,デルタの堆積学と環境変動に 関する多角的な議論を行います. 日時:2018年2月16日(金) 9:20~17:30 会場:産業技術総合研究所つくばセンター中央第七大会議室 世話人:田村 亨(産業技術総合研究所)・堀 和明(名古屋大学) 講演会プログラム 9:00~9:20 受付 9:20~9:30 開催の挨拶 9:30~9:50 中嶋 健(産総研)「デルタと海底扇状地の深い関係 -陸源有機物の運搬と石油根源岩の観点から-」 9:50~10:10 佐藤智之(産総研)「海底下に埋もれたデルタ: 沖積基底面高度は何が決めるのか」 10:10~10:30 齋藤 有(総合地球環境学研究所)「流域の地質を代表する川泥」 10:30~11:00 休憩 11:00~11:20 武藤鉄司(長崎大)「平衡と非平衡のデルタ実験層序学: Autoretreatから Grade Indexまで」 11:20~11:40 横川美和(大阪工業大)「カナダ、ブリティッシュコロンビア州 スコーミッシュ・デルタでのサイクリック ステップの形成と堆積構造ー水路実験との比較」 11:40~12:00 成瀬 元(京都大)「浮遊砂輸送プロセス:残された課題」 12:00~14:00 昼食・ポスターコアタイム 14:00~14:50 斎藤文紀(産総研・島根大)「デルタからエスチュアリーへ」 14:50~15:10 Marcello Gugliotta(島根大)「Sedimentary processes along the fluvial to marine transition zone of the Mekong River delta (Vietnam)」 15:10~15:30 上原克人(九州大)「数値モデルによる最終氷期最盛期後の古潮汐推定」 15:30~16:00 休憩 16:00~16:20 Junhui Wang(長崎大)「Quantification of paleowind strength based on lacustrine beach ridge thickness」 16:20~16:40 片岡香子(新潟大)「デルタ堆積物が語る火山活動と表層環境変化」 16:40~17:00 堀 和明(名古屋大)「開析谷充填堆積物と海水準変動」 17:00~17:20 田村 亨(産総研)「メコンデルタの形態を決める要因」 17:50~20:00 懇親会(産総研 厚生食堂B) 懇親会の申し込み 申し込み先:田村 亨(toru.tamuraaist.go.jp; 029-861-3838) 申し込み締切り:2月8日(木) 参加費:3,500円(予定) ポスター発表の申込み 申し込み方法:タイトル(和文および英文,または英文),著者(所属・連絡先), A4用紙1枚程度の要旨をメール添付で送付 申し込み先:田村 亨(toru.tamuraaist.go.jp) 締切り:1月29日(月) その他のお問い合わせは,田村まで直接お願いします. 会場のご案内 産総研へのアクセスは下記サイトをご覧下さい。 http://www.aist.go.jp/aist_j/guidemap/tsukuba/center/tsukuba_map_c.html 第七事業所玄関に案内を出します.受付では入館手続きが必要です. ================================================================ # 不達メールアドレスは随時配信リストより削除します. # メルマガのバックナンバーは堆積学会ホームページからご覧いただけます. ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 日本堆積学会 事務局 〒814-0180 福岡県福岡市城南区七隈8-19-1 福岡大学理学部地球圏科学科地球科学分野(石原与四郎)内 メールアドレス: ホームページURL: http://sediment.jp/ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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