The Sedimentological Society of Japan
日本堆積学会 会員ページ
HOME
E-mail
学会概要
入会案内
集会案内
出版物
会員ページ
関連組織へのリンク

堆積学会メルマガ509号:
研究集会(北大低温研)のご案内「惑星地形・地層の成因と発達機構に関する研究集会」


=================================================================
日本堆積学会 メールマガジン ◆2013年10月2日(509号)
=================================================================

-----------------------------------------------------------------------------------------
研究集会(北大低温研)のご案内「惑星地形・地層の成因と発達機構に関する研究集会」
-----------------------------------------------------------------------------------------

下記の案内が届いたので転送いたします.
参加申し込みの締め切りが10/4と迫っておりますので,ご注意ください.


堆積学会の皆さま
(重複して受け取られる方,ご容赦下さい)

表記の研究集会を下記の通り開催いたします.
今回は,衝突研究会(10/23-25)と連続開催とし,
相互乗り入れできる事になりました.
(このメールの末尾に衝突研究会の仮プログラムを掲載しています)
惑星表層での諸現象のみならず,研究の方法論などでも共有できる話題が多いかと思います.
ぜひ衝突研究会の方にも積極的にご参加下さいますよう,お願い致します.
皆さまのご参加をお待ちしております.

<趣旨>
極冠も含めて惑星地形・地層について非常に高解像度の画像が得られるようになりましたが,現状ではこれらは画像解析にとどまっており,実際にそれらの地形・地層の形成機構を解明するためには,さまざまなアナログ・数値実験や理論解析が必要になります.そしてそれには,地球のアナログ地形・現象についてのこれまでの研究成果を応用する事が有効です.
本集会では,様々な惑星で観測されている地形・地層と地球上のアナログ地形やそれらを形成する現象との比較を行います.様々な地形(氷床を含む)形成のアナログ実験や現地観測,数値・理論解析,惑星地質の研究者らが情報を交換し,惑星地形・地層の成因と発達機構,気候史の復元について議論することを目的としています.
分野を問わず,興味をお持ちの方々のご参加を歓迎します.

☆日時:10月25日(金)15:30頃(衝突研究会終了直後)~26日(土)17:00頃
(25日(金)の夕方に懇親会を予定しています)
☆場所:北海道大学低温科学研究所講堂
☆テーマ:「惑星表面の地形・地層形成のダイナミクス」
☆使用言語:今回は日本語で議論いたしますが,PowerPointなど発表の資料にはできるだけ英語を多用していただきますようお願いいたします.

☆衝突研究会との"相互乗り入れ”は次のように行う予定です.
(i)10月25日(金)の衝突研究会終了後,連続して当研究集会を行います.衝突研究会の方からも,一部の方は引き続き,当研究集会にもご参加いただける予定です.
(ii)衝突研究会に初日(10月23日(水))から参加する事が可能です.
(iii)衝突研究会でもポスターを掲示できます.したがって,ポスターは最長で,衝突研究会が始まる10月23日(水)から当研究集会が終わる26日(土)まで掲示可能です.
(iv)10月24日(木)の衝突研究会のポスターセッションを兼ねた懇親会が行われますが,こちらにも参加可能です.

☆参加申し込み:10月4日(金)までに横川(miwaアットマークis.oit.ac.jp)または泉(nizumiアットマークeng.hokudai.ac.jp)まで,末尾のフォーマットにてご連絡下さい.

☆旅費について:札幌市内以外から来られる場合,希望される方に低温科学研究所から旅費が支給されますが,人数により支給額が変動する可能性があります.
また,旅費支給をご希望の方で,衝突研究会に初日からの参加を希望される場合には,横川までお早めにご相談下さい.


研究集会世話人 横川美和(大阪工業大学)・泉典洋(北海道大学工学研究院)・Ralf Greve(北海道大学低温科学研究所)

=======お申し込みフォーマット=============

(1)お名前(ふりがな):

(2)ご所属:

(3)ご連絡先(メールアドレス):

(4)ご講演タイトル:

(5)ご講演希望形態(該当するもののみ残して下さい):口頭(講演時間の長さの希望についても記載下さい),ポスター

(6)衝突研究会への参加日時(該当するもののみ残して下さい):23日,24日,25日

(7)衝突研究会でのポスター発表希望の有無(該当するもののみ残して下さい):有,無

(8)衝突研究会の懇親会参加希望の有無(該当するもののみ残して下さい):有,無

(9)旅費の必要の有無(該当するもののみ残して下さい):有,無

(10)「惑星地形・地層」研究集会の懇親会(25日)への参加希望の有無(該当するもののみ残して下さい):有,無

=======================================


以下,衝突研究会の仮プログラムを掲載します.

============ 本年度衝突研究会 日程・内容 =============

テーマ:「天体の衝突物理の解明 (IX) -火星の進化- 」

主催 : 低温科学研究所(共同利用研究集会)
日程 : 10 月 23 日 (水) 13:00 - 25 日 (金) 15:00
場所 : 北海道大学 低温科学研究所 講堂
     http://www.lowtem.hokudai.ac.jp/access.html

今年度は火星に焦点をあて,昔のことから最近の活動まで,
固体から超高層大気まで,火星という惑星の環境進化について講師
の方々に語っていただく会にしたいと思っております.
また,衝突業界との交流の場にもしたいと考えています.

# 例年よりひと月ほど早い開催となっております.

<講師の方々>
臼井 寛裕 さん(東工大)
寺田 直樹 さん(東北大)
栗田 敬 さん (東大)

昨年までと同様、みなさまのご参加をお待ちしております.

また今年度は,以下の研究会と連続開催致します.こちらの研究会
への参加もお待ちしております.

テーマ:「惑星表面の地形・地層形成のダイナミクス」
日程 : 10 月 25 日 (金) 15:30 頃 - 26 日 (土) 17:00 頃
備考 : ポスターセッションと懇親会を合同で行います.
     プログラムはでき次第お知らせ致します.


衝突研究会世話人:
  鈴木絢子,黒澤耕介,大野宗祐,諸田智克,和田浩二,
  田中秀和,山本哲生

問い合わせ先:impact13@impact-res.org

■プログラム(仮)

招待講演(※):60 分(質疑応答含む)
一般講演:30 分(質疑応答含む)
ポスターセッション:10 月 23, 24 日(口頭発表終了後)
懇親会:10 月 24 日 19:00 から

10月23日 (水)
13:00 原田竣也(神戸大)「空隙を持つ標的への衝突とそれに伴う低密度脆性弾丸の挙動」

13:30 石山謙(東北大)「かぐや衛星観測データに基づいた月玄武岩層のバルク誘電率と空隙率推定」
14:00 長岡宏樹(神戸大)「レゴリス模擬標的への衝突実験:インパクター破片と標的の固化」
15:00 松本恵里(神戸大)「軽ガス銃を用いた衝突励起地震に関する実験的研究」
15:30 大野宗祐(千葉工大)「炭酸塩岩の衝突脱ガス:封圧の影響に関する実験的研究」
16:00 河本泰成(神戸大)「普通コンドライト母天体を形成した微惑星の低速度衝突実験」
17:00 荒川政彦(神戸大)「はやぶさ2SCI/DCAM3の現状報告」
17:30 木内真人(神戸大)「模擬低重力における砂標的へのクレーター形成実験」
18:00 柳澤正久(電通大)「Web動画の解析によるチェリャビンスク火球の光度曲線」
18:30 ポスターセッション

10月24日 (木)
10:00 黒澤耕介(千葉工大)「隕石重爆撃が火星大気に及ぼす影響」
10:30 小林浩(名古屋大)「衝突破壊が決める火星形成環境」
13:30 ※臼井寛裕(東工大)「火星表層水の変遷:シャーゴッタイト隕石中の衝撃ガラス化学分析からの制約」
14:30 ※寺田直樹(東北大)「火星の二酸化炭素と水の散逸について」
15:45 ※栗田敬(東大)「Young Martian Volcanism」

17:15 和田浩二(千葉工大)「イジェクタカーテン観測からイジェクタの放出角度と速さを推定する方法」
17:45 辻堂さやか(神戸大)「クレーターエジェクタの速度分布に関する実験的研究:Wada's methodの応用」
19:00 ポスターセッション&懇親会

10月25日 (金)
10:00 平田成(会津大)「小惑星形状と内部構造,表面地質について」
10:30 古賀すみれ(東大)「多バンド画像をもちいた小惑星イトカワ表面特性の高分解能解析」

13:30 諸田智克(名大)「重爆撃後の衝突率の時間変化(仮)」又は「クレーター生成率モデルの修正と月進化史への影響(仮)」
14:00 常ユイ(東大)「チクシュルーブ・クレーター内部の衝撃変成石英分析に基づくイジェクタ堆積環境の推定」
14:30 門野敏彦(産業医大)「実験室と月面のクレーターレイ」


ポスター発表:
片桐陽輔(電通大)「木星火球シミュレーション」
今井啓輔(電通大)「電通大・木星火球観測システム I」
森山正和(電通大)「電通大・木星火球観測システム II」
青木隆修(神戸大)「イトカワ表面岩塊の形状」
岡本尚也(神戸大)「高空隙ターゲットの衝突キャビティとキャビティ周辺部の密度変化」
谷川亨行(北大)「周惑星円盤の面密度分布と衛星系形成(仮)」
兵頭拓真(横国大)「はやぶさ2における小惑星模擬試料回収実験:衝突クレータ形成と回収量について」
鈴木絢子(ISAS/JAXA)「曲面へのクレーター形成(仮)」
千秋博紀(千葉工大)「iSale 試用レポート(仮)」
樋口有理可(東工大)「火星の衛星の力学的起源のレビュー」
黒澤耕介(千葉工大)「Impact jettingの超高速撮像計測」
高木靖彦(愛知東邦大)「玄武岩標的に作られたクレーターの三次元計測」
杉田精司(東大)「衝突破片1999JU3のスペクトル特性」
伊東里保(会津大)「月全球のクレーター空間分布の評価」
岡本千里(JAXA)「C型小惑星模擬物質への衝突実験(仮)」
小川佳子(会津大)「火星のポリゴナルクレーターの形状解析(仮)」

以上

=====================================================
# 不達メールアドレスは随時配信リストより削除します.
# メルマガのバックナンバーは堆積学会ホームページからご覧いただけます.
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
日本堆積学会 事務局
〒606-8502 京都市左京区北白川追分町
京都大学理学部地質学鉱物学教室内(成瀬)
メールアドレス:  
ホームページURL: http://sediment.jp/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


INDEX 戻るボタン HTML用ひながた -ahref.org-
上へ
©2011 The Sedimentological Society of Japan. All rights reserved.