|
|
日本の堆積学界では、若手堆積学研究者の減少とこれに伴う堆積学自体の衰退が喫緊の課題として挙げられています。同時に国立研究機関や堆積学関連企業においても、
堆積学(地質学)素養を持つ若手研究者・技術者の減少・採用難が問題として挙げられています。このような状況を鑑み、日本堆積学会では、つくば大会トークトークや
日本地質学会夜間小集会において議論を行った結果、産官学連携を進めることによって現状打開を進めることができる可能性があるとの結論に達しました。そこで、日本
堆積学会では、「産官学堆積学コンソーシアム」を設立すべく、「堆積学コンソーシアム設立準備作業部会」を立ち上げ、約半年強の間、コンソーシアムの意義目的、実
機能、組織形態、設立上の問題点等について議論を行ってきました。今般、作業部会から、現状、経緯、組織形態、ロードマップ等をまとめた「第1次答申」が提出され
ました。この概略については3月の日本堆積学会福岡大会の総会時において簡単に説明が行われましたが、今回、より広く、日本堆積学会会員の皆様から答申内容について
のご意見・ご質問を募集いたします(パブリックコメント)。ここに答申を公開いたしますので、一読の上、設立方針・内容案に対するご質問・ご意見をお寄せください。
下記に、第1次答申をPDFファイル形式にて公開します。 メールアドレス: ssjconsml.fukuoka-u.ac.jp 下記に本答申内容にかかるQ&A集も掲示致します。 よろしくお願いいたします。 2016年5月9日 日本堆積学会 産官学堆積学コンソーシアム設立準備作業部会 (2016年7月15日 加筆)
|