地質図の凡例を標準化するためのアンケート調査にご協力を!
地質調査所では,地質図が誰でも理解できるにすることを目指して,地質図に用いる凡例を標準情報化するための検討を行っております.この作業は,通商産業省工業技術院標準部の支援を得て行われるもので,「標準情報(TR)制度」のもとで,地質図を表現するために用いられる記号,色,模様などの標準化,及び地層・岩体の名称などの表現の標準化を図るための資料を提供し,標準となるものを提案することを目的としております.
このたび,この作業の一貫として,ISO710「詳細な地図,平面及び地質断面図に用いる図式記号」(Graphical
symbols for use on detailed maps, plans and geological
cross-sections)の翻訳を行いました.これは,標準情報(TR)「地質凡例基準の標準情報」の資料となるものです.ISO710は,「地質凡例基準の標準情報化」に関連した唯一の国際規格であり,「地質凡例基準の標準情報化」にあたっては,これをひとつの基礎として作業を進めたいと考えています.しかし,この規格については,国内では専門家にさえ知られていないという実態があります.そこで,地質調査所のホームページ上で,その翻訳を公開し,これについての皆様方のご意見を広く求めることにしました.下記URLにアクセスして閲覧の上,ご意見をお寄せ下さい.
ISO710「詳細な地図,平面及び地質断面図に用いる図式記号」のURL:
http://www.gsj.go.jp/GSJ/ISO.html
なお,ホームページをご覧いただけない方,詳細を知りたい方は下記宛お問い合わせ下さい.
〒305-8567 茨城県つくば市東1丁目1-3
地質調査所地質部気付地質凡例基準の標準情報化に関する研究グループ
電話:0298-54-3651
ファックス:0298-54-3653
(地質凡例基準の標準情報化に関する研究グループ代表:鹿野和彦)